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山形大学工学部100周年記念会館

山形大学工学部100周年記念会館

計画年

受賞

2006年

次点(2位)

1910年創立の工学部の100周年記念事業の一環としてキャンパス内に約1000㎡の記念会館を設計するプロポーザル。

敷地は暫定的に指定されているが、設計者が各自のキャンパス計画の中で再設定できる条件となっていた。

この案では独自に敷地を設定し、キャンパス正面にある重要文化財の「旧本館」の南側(裏側)空地に「旧本館」も一体的に活用するリニアーな記念会館を設定している。それにより新築面積を約700㎡に減らし厳しいコストの制約を解決して記念会館の質を確保する提案。新旧の建築の対比と一体性を記念会館の新しい記念性として提案した。また旧本館と新記念会館との間の2つの中庭は、大学の歴史と対面しうる「庭」として設定している。本来の敷地に関しては、現状では乏しい大学の正面性をつくるための新校舎の建設とその建築的可能性を、キャンパスの将来計画を含めて提案した。

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